皆さんこんにちは。さすらいの五十路をゆく独身おぢブロガーひろゆきです 笑
今日は、最近何かを話題の鎌倉において、「ここは絶対行くべき」という素晴らしいレストランを紹介したいと思います〜
ここ最近では「続・続・最後から二番目の恋」なるドラマのロケ地としてすっかり盛り上がっている鎌倉ですね 苦笑
平日でもこのロケに登場する様々な場所を求めて、奥様方が大挙して押し寄せているなんて話も聞きますが、それに限らず外国人観光客がものすごい数で訪れており、平日土日関係なく多くの人で賑わっていますよね 汗
まあ元々魅力ある街、海と山の景色を徒歩で散策しながら存分に味わう事ができる素晴らしい観光地として栄えている、そんな鎌倉において
大人の男女がしっぽりと楽しめる、由緒あるレストランがあるのでここでご紹介しましょう〜
その昔、湘南の洒落た大人が集う店として人気だったあの「KIBIYA」が復活!
今日ご紹介するレストランの名前は「レストランKIBIYA(キビヤ)」
古くから湘南を遊び場として楽しむ人達には馴染みの深い店名だと思います。
鎌倉の裏手から鎌倉山に向かって伸びる一本道沿いに、常磐という住所がありそこにひっそりと佇む漆喰の壁で覆われた佇まいの中、レストランKIBIYA本店は比較的アクセスの不便な場所にありながらも多くのファンに親しまれた店として人気がありました。
また以前は、この鎌倉本店だけでなく、藤沢駅南口や茅ヶ崎の鉄砲通りにも支店が点在し、鎌倉・藤沢・茅ヶ崎といったメジャーなエリアで魚のマークのレストランは、当時スタイルに敏感な湘南ダディやマダムに愛されていた店でもあったのです。
古くは1970年にお店をスタートし、多くのファンに愛されて人気を博したKIBIYAでしたが、2006年に惜しまれつつ、その歴史を一度は閉じたのです。
湘南の歴史ある「ブランド」として本当に支持されてカルチャーに寄り添って来た店でもあったので、非常に残念ではありましたが、何らかの事情によって「レストランKIBIYA」は一旦その幕を閉じました。
俺氏と言えば、20代の頃ですがそんな大人の集う何とも言えない洒落た空間と大人の語らいの場に、ドキドキしながらも通った記憶があります。
当時は本店があった常磐の店の、何とも大人びた世界に胸をときめかせて扉を開けたものでした。
付き合っていた当時の彼女に「センスいいじゃん」と言われて鼻高々に「そうでしょ?」と自慢げに答えた懐かしい記憶があります。
藤沢の店は、南口を出てすぐのエリアにありましたが、現在はやはり湘南で名を馳せる有名店「MOKICHI」がクラフトビールの店をその場所で展開しているのですが、現在のファサードはKIBIYA時代から受け継がれるものであり、とてもスタイリッシュな空間にこちらも胸を躍らせたものでした。
そんなKIBIYAレストランですが、2022年に16年の時を越えて復活していたのです。

店内のディスプレイや家具は当時の常磐店のものがそのままの姿で
こちらのレストランKIBIYAは、店内席と写真左側のオープンスペースとしてテラス席になっており、テラス席においてはワンちゃんも同席可能なスペースとなっており、伺ったこの日もワンちゃん連れで楽しむご夫婦の姿がありました。
湘南エリアは多くのワンちゃんファーストな店があり、犬に優しいエリアとして愛犬家にも人気の場所として知られていますが、こういった心遣いは本当にありがたいものです。
そして店内の至る所に掲げられた装飾品や重厚な厚みのあるテーブル、椅子などアンティークとも言える年代物の家具に至っては、常磐本店営業当時の店で使用されていたものをそのまま引き継いで使用していると二台目オーナーさんから伺いました。窓枠などに至っても当時のものを極力再利用したリノベーションとなっており、「歴史は受け継がれる」を物語っている様な、当時を知るものからすると非常に懐かしくもあり、「KIBIYA復活」を印象づけるものでもありました。

現代の洗練された空間で楽しむお酒も美味しいですが、こういったノスタルジーに浸り昭和の時代を懐かしむ事が出来る空間も大人世代には良いのではないでしょうか?
その当時大人気だったKIBIYAの「ピザ」は変わらぬままのレシピで
この日俺氏は彼女と店を訪れましたが、ランチタイムという事もあり定番のコースが主体となったメニューを楽しみました。
夜の時間帯はアラカルトも楽しめる様なので、日没の時間から優雅なディナーもありだと思います。
日によって異なるとは思いますが、この日のランチメニューは
- ピザランチ(ミックスピザまたは日替わりピザ)
- 本日のスパゲッティランチ
- 茄子のトスカーナ風グラタンランチ
- 牛肉100%ハンバーグランチ
- KIBIYAプレートランチ
といった五種類のメニューから選ぶ形となっていました。
どれも非常に興味深かったのですが、俺氏はその昔好んで食べていたピザをメインに、彼女は茄子のグラタンをオーダーしシェアしながら楽しむ事にしました〜
とは言え五十代半ばを過ぎた大人のカップルの日曜昼下がりですから、ここは優雅にプロセッコをオーダーし、二人で泡を楽しみながら至福のメニューの到着を待ちました 笑

前菜としてKIBIYAならではの鎌倉野菜を使用したグリーンサラダがセットになっており、西洋わさびでしょうか?少々ピリッとしたテイストのドレッシングがとても美味しかったです。
プロセッコはキリッと辛口で料理に合うとても美味しいものでした。余談ですが、キレイに磨かれたグラスを使用している店だと、スパークリングワインの泡がいつまでも立ち上り、その様を見ているだけでも優雅な気分になります。こういったきめ細かい部分のホスピタリティもやはり名店ならではですね。

そしてお待ちかねのピザも登場しました。
KIBIYAのピザは、現代のトレンドでもあるナポリピッツァみたいな感じではなく、何というか「昭和の時代のピザ」なんですね〜
でも、それがまたたまらなく美味しいのです!外側はクリスピーでいて、中心に向けてしっとりしているというか、具材や十二分に盛られたチーズとの相性も良く、昔ながらの伝統を受け継ぐKIBIYAならではのレシピであり、この味を楽しんだ若かりし時代を懐かしむ事が出来る伝統的なピザなんですね〜
KIBIYAが閉店した後も系列店のジャズクラブ「ダフネ」においても継続して食べる事が出来たKIBIYAならではの味ですが、やはりKIBIYAのお店で食べるこのピザは格別です!
生地からほんのりと香るスパイスも、KIBIYA独自の隠し味が秘められている気がしますね〜こちらはぜひ、オーダーして味わって欲しいものです!

同伴の彼女は、茄子のトスカーナ風グラタンランチをオーダーしました。実はこのグラタン、めちゃくちゃ美味しかったです!
しっかりとした大きめの茄子も鎌倉野菜でしょうか?茄子自体の美味しさもしっかりと伝わり、ソースやチーズとの相性も良くボリュームたっぷり。付け合わせで付いてくるKIBIYAベーカリーのライ麦ブレッドとの相性も良く、非常に美味しく頂く事が出来ました。
俺氏としては茄子のトスカーナ風グラタンはノーマークでしたが、これはオーダーした彼女の金星でしたね〜 正直、絶対に外せない一品となりそうです!


ノスタルジックを感じる空間の中、二代目オーナーさん(恐らく息子さん)の丁寧なサーブとお話を頂き、本当に楽しく幸せな時間を楽しむ事が出来ました。
昔を知っている湘南の貴兄・淑女の皆さんにもKIBIYAの復活を知って頂きたいですし、未だKIBIYAの味を知らない全国のマダムや大人のご夫婦、カップルの皆さんにも時空を超えたこのレストランKIBIYAの伝統の味を楽しんで欲しいものです〜
多くの人々の来訪で賑わう鎌倉ですから、来訪の際には予約をした方が無難ですね!

レストランを楽しんだら、向かいのKIBIYAベーカリーで美味しいパンをテイクアウト
レストランKIBIYAで美味しいランチを楽しんだ後は、ぜひ道路向かいの路地を入ったところにひっそりと佇む「KIBIYAベーカリー」に立ち寄ってみては如何でしょう


ハードブレッド中心の様々な種類が楽しめます。自宅に持ち帰りKIBIYAの味を楽しむという、一粒で二度美味しい大人の楽しみ方が味わえますよ 笑

俺氏はこの日の帰りにKALDYに立ち寄り、安くて美味しいカルディオススメのカベルネソーヴィニオン赤ワイン(780円)を仕入れて、同じくカルディのプロシュートを巻いたチーズ、ゴルゴンゾーラのチーズと合わせて彼女がお皿に盛り付けてくれたので、これまた優雅な夜のひと時を過ごしました〜 笑
KIBIYAベーカリーのパン、どれも本当に美味しいのですが特にいちじくのパンはオススメですよ!
フルボディの赤ワインと合わせると本当に美味しいです〜
ぜひ鎌倉を訪れる際にはキビヤレストラン、キビヤベーカリーに立ち寄ってみては如何でしょう?

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