50代、大人がデートに選ぶ店【横浜元町で人気のイタリアン、チーチョス】

大人のグルメ

皆さんこんにちは、哀愁のおぢブロガーひろゆきです。今日はイケてるシニア、50代の大人デートに良い横浜の隠れイタリアンを紹介しませう〜

昔懐かしい大人の遊び場だった「元町」

生粋の神奈川県民な俺氏は、若い時代に「横浜」には強い憧れを持って生きていましたね〜 笑

20代の頃にはそれこそディスコブームがあり、猫も杓子もディスコディスコだった時代、六本木や新宿が主流でありながらも、横浜には「サーカス」や「オクスントラップ」「コクーン」など、盛り上がりの場もあった訳で週末には意気揚々と繰り出していた時代がありました。

そんな中でも「元町」は大人の社交場的な雰囲気が漂い、イカしたバーがあちらこちらに点在し、朝まで仲間と飲み明かしたなんてのも懐かしい思い出です〜

床にピーナッツの殻を投げ捨てるのが流儀で足元ザクザクなんて店もありましたらからね〜 笑

みなとみらいが出来る前は、元町、本牧などがちょっとしたトレンドだった時代もあり、今となっては廃墟と化した「マイカル本牧」などでは、ニューヨークのアポロシアターがあって有名な外国人アーティストが色々来ていた時期もあって、「イケてる大人は横浜」なんて勝手に思ってましたよ 苦笑

「ハマトラ」なんて言葉も流行し、特に女性は大人びた「いいオンナ」が集まるエリアでもあったんですね、本当に。

そんな元町ですが、現在はみなとみらい線の「元町・中華街駅」が延伸しもっと活気があってもいいのでは?と思いますが昔のそれとは異なり人の流れの主流はみなとみらいが中心、中華街は相変わらずの賑わいがありますが元町商店街を中心としたこのエリアはどこか本筋から外れた感は否めないですね〜

とは言え、日中はマダムを中心にそれなりに人は集まっているのですが、夜になるといささか寂しさを増し以前の輝きは見られなくなってしまっているのが現状です。

そんな中でも、今日紹介する店は、界隈一人勝ちと言っても良いくらい人気があり、俺氏もお気に入りの良い店なので同胞のアニキ達や淑女のマダムにはぜひ紹介しておきたいなと。

まるでブラジルのファべーラにある様な佇まい、元町の「チーチョス」

店の外観から内装まで、創業メンバーによる手作りの洒落た佇まいがイケている「チーチョス」

写真を見ての通り、洋風古民家をリノベーションした圧倒的な存在感を醸し出すファサードから既にイケてる雰囲気を彷彿してますね〜 笑

その店の名前は「CHICHOS(チーチョス)」 外観から何か他にはない素敵な感じが訪れると体感出来ますね! 石川町から元町商店街方面に歩いて行き、本牧通りを渡ってマクドナルドの裏手の一本入った通り、元町仲通りを程なく進んだところにある、今となっては元町になくてはならない名店です。

その昔、中村川(高速の下を流れるドブ川 苦笑)を挟んだ中華街側に、「ヤーマン」という元気のあるダイニングバーがあり、その後名前を変えて「ローリングス」というオイスターバーになったんですね〜

そのローリングスを支えていたメンバー達が独立してこの「チーチョス」を作ったのですが、当時は皆バッドボーイを彷彿させるイケイケな感漂うメンツではあったものの、料理の腕前や横浜育ちならではのセンスの良さ、内装・外装からメニュー作りまで全て自分達で完結させる男気が地元を中心にジワジワと人気を博し、今ではわざわざ遠方からこの店を訪れる老若男女に人気の名店となりました。

このチーチョスはドッグフレンドリーな店でもあり、常連さんは足元にワンコ連れでいらしている方も多いですね〜 

そんなチーチョスですが、人気の理由は見た目だけにとどまらず、圧倒的に美味しい数々のメニューにも裏付けされているんですよ。

料理のクオリティは界隈でも圧倒的!元町ならではの美味しさが

ここチーチョスでは、働く皆がしっかりしたクオリティの料理を提供するために「誰が作っても美味しく提供出来る」を心掛けているとの事。シェフが休みの時でも変わらない美味しさを提供出来る様マネージされているとの旨を以前聞いた事があります。

アクセントも充実した生牡蠣は訪れたら絶対に食べて欲しいですね〜 中々の美味しさです!

とにかく美味しいものを楽しく頂ける雰囲気づくりと店員さんが皆イケメンなのでマダム達は大喜びですね〜 苦笑 チーチョス開店前のローリングスの系譜を踏んで、今でも新鮮なオイスターはこの店の名物だったりするのですが、生で食べても、アヒージョでも全国の産地から取り寄せた美味しい牡蠣が頂けたりするのです。

牡蠣とブロッコリーのアヒージョ ミニバタールを添えて

牡蠣は本当に我々世代にとっては美味しいだけでなくスーパーフードとしての資質の高い食材で、亜鉛や鉄分、ミネラルを豊富に含んでいる事からアンチエイジング、フォーエバーヤングの象徴の様な食材です。 それらを美味しくアレンジして頂けるのもここチーチョスならではの楽しみの一つですね〜

スパークリングワインも比較的安価に美味しく飲めるので、大人のデートを演出するに相応しい要素がこの洋風古民家にはギュッと詰まってます 笑

薄生地で外側はカリッとしたオールドスタイルながらも、その美味しさには驚きを隠せないと思いますよアニキ 笑

続いてこの店の人気メニューでもあるピッツァですが、いわゆるナポリスタイルのモチモチした感じではなく、我々世代には馴染みのあるクリスピースタイルの薄生地で仕上げるオリジナルスタイルで提供しています。その時その時の旬の素材を上手にアレンジしたものを提供していますが、俺氏はブラウンマッシュルームにトリュフオイルを掛けてもらうスタイルがとにかく気に入ってます。チーチョスに来たらこのピッツァを食べずに帰る訳には行かないくらいですね 笑

他にもレモンバターソースのピッツァオイスター、北海道産モッツァレラのマルゲリータや腰越産のしらすを使用したしらすとルッコラのピッツァなど、バリエーションも豊富で色々と楽しめます。自家製の辛味の効いたオイルを少し垂らして頂くのもめっちゃ美味しいのでオススメです〜

ゴルゴンゾーラのリゾットも絶品!これには美味しい「理由」があります

そしてこの日の〆に、ゴルゴンゾーラのリゾットを頂きました。イタリアンではどのお店でもリゾットはほぼ提供されていると思いますが、ここチーチョスのリゾットは食べた瞬間に「美味い!」と感じるくらいクオリティが高いです。何が違うって、お米の立ち具合、絶妙に芯があるというかこの絶対的な美味しさは繊細なタイミングによる仕上げの素晴らしさにあると思います〜

作り手自身も本当の美味しさを知っているからこそ成しえる技だと思いますね、本当に美味しい!!

絶対的にオススメなのでチーチョスを訪れたらリゾットをオーダーしてみてください!損はしないはずですよ 笑

元町の歴史を紡ぐ、大人のための社交場へ

いちいちセンスの良さが随所に現れてますが、全てメンバーによる「手作り」の素晴らしさがこの店には詰まってます

そんなチーチョスをこよなく俺氏も愛しているのですが、日中のランチタイムは基本的に予約を受け付けておらず、店の外はいつも行列が出来ています。それでも待つ意味がある名店ですから、遠方から訪れてもぜひその味を体感してみてください〜

夜は予約を受け付けていますが、本当に人気店になってしまったので週末はウェイティング覚悟ですね〜 笑 それでも空くタイミングを狙って電話をしておけば折り返してくれるので、近場のバーでゆっくり待ちながら来るべき美味しさを堪能する、という手もあります 笑

これからも「大人の遊び場、元町」の歴史を牽引すべく、チーチョスは我々を楽しませてくれる事でしょう!同世代、同胞のアニキやマダムはぜひその扉を開いてみてください!

チーチョス (石川町/ダイニングバー)
★★★☆☆3.47 ■予算(夜):¥4,000~¥4,999

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